午後4時。初めてのショートステイから母が戻る時刻。
一泊だけだが、結局私も心配で、久々に自宅で寝たのに落ち着かなかった。
昨日と同じ軽のワゴンが来た。あの元気な女の子だ。
母を車から下ろすと眩しい笑顔で「また来てね!」と声を掛け、母も笑顔でハイタッチを返していた。
しかしデビューは流石に気疲れしたようだ。
目の奥が窪んで顔が疲れていた。
帰宅するとドサッといつもの椅子に座り、「あー、疲れた」といっておやつを猛烈に食べ始めた。
「眠れた?」
「眠れたよ、窓の外から木が見えて落ち着いた部屋だよ」
「お風呂は疲れてたからやめといた、夜勤担当は緑の髪で体の大きな女の子でね、声もデカくて面白い子だったよ」
母はお菓子を食べてリラックスしたのか、1泊2日の大冒険を話し始めた

