26.ショートステイから戻ってきた

美代子のつぶやき

午後4時。初めてのショートステイから母が戻る時刻。

一泊だけだが、結局私も心配で、久々に自宅で寝たのに落ち着かなかった。

昨日と同じ軽のワゴンが来た。あの元気な女の子だ。

母を車から下ろすと眩しい笑顔で「また来てね!」と声を掛け、母も笑顔でハイタッチを返していた。

しかしデビューは流石に気疲れしたようだ。

目の奥が窪んで顔が疲れていた。

帰宅するとドサッといつもの椅子に座り、「あー、疲れた」といっておやつを猛烈に食べ始めた。

「眠れた?」

「眠れたよ、窓の外から木が見えて落ち着いた部屋だよ」

「お風呂は疲れてたからやめといた、夜勤担当は緑の髪で体の大きな女の子でね、声もデカくて面白い子だったよ」

母はお菓子を食べてリラックスしたのか、1泊2日の大冒険を話し始めた





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