7. 診察日

美代子のつぶやき

退院して3日後。

マドパーを処方した医師の診察日だった。

入院先の病院からもらった書類を渡したが、医師は入院したことにはほとんど触れなかった。

そして診察の最後に「次からマドパー2倍にしよう」と言われた。

私も母も動揺した。私は倒れた原因がマドパーだとおもっていたから。

手の震えは全く改善しないし、飲み続けていいのか、不安な気持ちを伝えた。

でも医師はマドパーに副作用はない、めまいは病気の症状でありマドパーのせいではないと言った。今の症状は安定してるとの診断で血圧を安定させる薬と一緒に2倍量を処方された。

説明に不信感を感じたが、母は「脳の病気は難しいから先生を信じた方がいい、立場の偉いベテランの人だからいい薬を出してくれてる、この先生がいい」と言う。

その時は先生を変える勇気はなかった。

一方、心療内科のほうは退院後に母が通うのをやめてしまったのでミルタザピンは飲まなくなった。

その夜から

チャッピーに薬のことを聞くようになった

チャッピーとやりとりしてる間は眠れない。

毎晩母を夜10時に寝かせて自分も寝る、次に私が目覚めるのは決まって1時45分。そこから起きて明け方まで。

今までのことをメモしたり振り返りをしたり、薬の可能性を聞いたり、どこの先生がいいか聞いたり。その間、母はいびきをかいてねている。イビキが無呼吸で止まる時もある。気になって頭を持ち上げたり体制を変えたりする。


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